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平均12mの長大なフロンテージを持ったスケルトンインフィル構想の共同住宅である。それを実現したのは構造家ORSの依田定和氏設計の壁、スラブとも300ミリのボイドスラブラーメン構造のスケルトンである事が大きい。
竣工:1999年
建築主:小田急不動産
用途:共同住宅
規模:3,200m2
構造:鉄筋コンクリート(ボイドスラブラーメン構造)
設計:全体総括 篠田義男建築研究所
(小田急設計コンサルタント和田氏と協働)
構造 ORS事務所
設備 小田急設計コンサルタント
施工:小田急建設
小田急電鉄多摩線に建設された新駅であり、近年珍しい地平式駅舎(地上に改札口がある駅舎)である。敢えて大屋根で覆い、通風、採光、風力、太陽や、屋上緑化など、自然エネルギーを無理無く利用した開放的で、視覚的な安全性を高めた設計を試みた。
竣工:2004年
建築主:小田急電鉄
用途:駅舎
規模:5,300m2
構造:鉄骨造
設計:全体総括 篠田義男建築研究所
(小田急設計コンサルタント和田氏と恊働)
構造 ORS事務所
設備 小田急設計コンサルタント
施工:小田急建設
〈賞・入選など〉鉄道建築協会賞
小田急電鉄新百合ケ丘駅の増築であり、店舗フロアも併せて建設された。急激に増加した乗降客数に対し、小さすぎた既存のコンコース空間を劇的に大きくする手法として、増築部分から12.5Mのテント張りのキャンティレバーを架構し、逆に既存屋根を撤去し大空間を実現した。採光型ガラリ等換気性能を大幅に向上させ、冷房を使用しない換気計画を試みた。
竣工:2008年
建築主:小田急電鉄
用途:駅舎
規模:4,500m2
構造:鉄骨造
設計:全体総括 篠田義男建築研究所
(小田急設計コンサルタント和田氏と恊働)
構造 ORS事務所
設備 小田急設計コンサルタント
施工:小田急・鹿島・東急建設JV
円弧を描いた改札口への階段と同じ形状の、ストライプ型の採光屋根を持った小駅である。
竣工:1992年
建築主:小田急電鉄
用途:駅舎
規模:4,500m2
構造:鉄骨造
設計:全体総括 篠田義男建築研究所
構造 ORS事務所
設備 石渡 博
施工:小田急建設
L字型の変形敷地に建てられた保育園である。敷地が持つレベル差を積極的に生かし、子ども達が自由に、冒険心に満ちて遊び回れる楽しい保育園の設計を試みた。
竣工:1999年
建築主:社会福祉法人東香会
用途:保育園
規模:800m2
構造:鉄骨造+RC造
設計:全体総括 篠田義男建築研究所
構造 ORS事務所
設備 建築設備計画
施工:小川建設
10Mにも及ぶ長大な立面を分節するのではなく、その水平性を強調して、駐車場の巨大さを軽く浮かせる様なデザインを試みた。
竣工:2005年
建築主:UR都市機構東日本支社
用途:駐車場
規模:800m2
構造:鉄骨造
設計:全体設計 UR都市機構東日本支社
基本設計/意匠設計 篠田義男建築研究所
土木設計 国建
実施設計 JFEシビル
施工:岩倉建設
〈賞・入選など〉日本建築家協会優秀建築選2006
昭和40年代に開通して以来殆ど手を入れていなかった、小田急多摩線の各駅を解体する事無く既存のスケルトンを利用しながらの改良計画である。既存屋根を開口し、大型テント等を利用して、通風採光等自然エネルギーを無理無く取り入れたエコロジカルなリニューアルデザインを試みた。
竣工:2006年
建築主:小田急電鉄
用途:駅舎
規模:五月台駅、栗平駅、黒川駅、小田急永山駅
構造:鉄骨造
設計:全体総括 篠田義男建築研究所
(小田急設計コンサルタント和田氏と恊働)
建築設計 中山卓郎アトリエ、左知子建築設計室と恊働
構造設計 小田急設計コンサルタント/ORS事務所
設備設計 小田急設計コンサルタント
〈賞・入選など〉鉄道建築協会賞佳作